2009.11.18
舞台「凛として!」もう1人のヒロインとは・・・?
「 是永美記応援日記 」
いやいや、事後処理が何かと多くて、これも中間管理職の辛いところです。(←スレイヤーズのゼロス風www)
辛い訳ではないんですけどね、聖誕祭の事後処理が多かったのは間違いの無い事実でして・・・
まぁ〜楽しかったし、企画は大成功だったので、良き想い出になった・・・かな?
そんな感じで、舞台「凛として!」の感想を書くのが遅くなってしまいました。
でも、今でもちゃんと“七海咲樹”のシーンは、鮮明に覚えていますので、感想などなど書いていきます。
さて、この舞台での主人公は「七海凛」と「本阿弥志信」だと思うんですが、でも、是永美記サポーターの立場から言わせてもらえば、実はもう1人、ヒロインがいるんです!
皆さん、タイトルにもなっている「凛として!」の“凛”という言葉を広辞苑かなにかで引いたことはあるでしょうか?
「凛」=態度・容姿・声などが、きびしくひきしまっているさま。
と国語辞典には書かれています。
「厳しく引き締まっている様子・・・」
ここがポイントです!
是永美記さんが演じた“七海咲樹”は、ご観劇された方はお解かりかと思いますが、「両親を亡くしてから、対人恐怖症になり“ひきこもり”になってしまった女性」という設定でした。
特に男性が苦手で近付くだけで、蕁麻疹が出てしまうという・・・、とても難しい役柄ですが、そんな咲樹が、ある日、七海家にお手伝いさんとしてやってきた火星人のミズノミと出会い、近付いても蕁麻疹が出ない唯一の男性ということもあり、咲樹はミズノミに興味を持ち始める。
だが、そのミズノミは宇宙船から金品などを強奪する“宇宙義賊”のボスであるとわかってしまう。
咲樹は、ミズノミと一緒に宇宙に旅立つ決意を固めるのだが、実は咲樹は、宇宙海賊取締捜査官の七海凛と本阿弥志信を捕らえる為の人質だった。
だが、咲樹が人質というのはミズノミと羽曳野が仕組んだフェイクで、凛と志信を捕らえることに成功すると、咲樹はミズノミと一緒に宇宙義賊になることを妹の凛に告白する。
「私はミズノミと一緒に宇宙を旅してみたい。私は・・・宇宙義賊になる!」
だが、両親を宇宙海賊に殺された七海凛は、海賊を撲滅する為に捜査官をやっているということもあり、姉の咲樹を必死に説得する。
そんな凛の説得にも耳を貸そうとしない咲樹は・・・
「復讐とかそういうのもういいんじゃないか?凛はもう十分、宇宙海賊を捕まえたろ?」
と言い放つ。
そこに羽曳野が凛と志信を始末すると言い始める。
それを聞いた咲樹が・・・
「始末?始末ってなんだ! お願いだ!ミズノミ、やめさせてくれないか。」
と必死に願い出るが、ミズノミは羽曳野を止めなかった。
羽曳野が2人の始末を始めようと銃口を向けたその時・・・
咲樹がミズノミに駆け寄って腕を掴んで・・・
「凛は私の妹なんだ!私の家族なんだ!助けてくれ!ミズノミ!頼む!」
咲樹の必死なお願いに心を打たれたミズノミは、羽曳野に凛と志信の始末を止めるように言う。
その代わりにと、咲樹を地球に残し、ミズノミと羽曳野は宇宙へと旅立つ。
残された咲樹と凛と志信。
凛が大変な世界で仕事をしているということに気付いた咲樹は・・・
「凛、私は変わろうと思う、何ができるかわからないが、出来ることから始めようと思う。」
と告げた。
さて、簡単にですが、ざっと大まかなストーリーを書いてきましたが、まぁ〜うろ覚えの部分もあり、もしかしたら、本編とは異なる部分もあったりします。(笑)
今まで「テレビとネットと宇宙植物」が唯一の友達だった“ひきこもり”の咲樹が、物語の最後のほうでは、自ら変わることを決意して、家事を手伝ったり、一人で買い物に出かけられるようになりました。
物語の最初のほうでは無愛想だった咲樹の表情なども、凛を助ける場面以降では、態度・容姿・声が厳しき引き締まっていて、まさしく「凛として!」いたようにみえました。
宣伝の広告などに書かれていた舞台「凛として!」の筋書きでは、こう書かれています。
「希望を無くした底辺で、ある日、1人の女の顔つきが「りんっ」とした。」
宇宙海賊に両親を殺され、すべての希望を無くした咲樹、物語の時代設定から5年前の咲樹は、凛と同じ、宇宙海賊取締捜査官になれるほど、“ヒューマン・ランキング”は高かったそうなのだが、両親のことがあり、ランキングはどんどん落ちていき、中の下といったところまで落ちてしまった。
つまり、希望を無くし、底辺まで落ちた咲樹は、凛や志信を宇宙義賊から救ったあと、“ひきこもり”の自分からの脱却を凛に誓うのだが、その時の咲樹の顔つきは、やはり「凛として」いた感じがしました。
タイトルにもあるように、七海凛が主人公ではあるんですが、だが、七海咲樹もまた、物語の重要な鍵を握っていた“もう1人のヒロイン”であると僕は思いました。
僕は以前の是永美記応援日記で、「七海咲樹を演じたのが是永美記で良かった」と言っているんですが、それは、七海咲樹と是永美記にどこか通ずる部分があったからです。
あの迫真の熱演ぶりは、七海咲樹を演じたのが是永美記だったから、出来たことだったと思うんですね。
過大評価しすぎというクレームも多かれ少なかれ、でも、脚本演出を手掛けられた中村さんも仰っていましたが、これちゃんは人一倍、熱いものがあって一生懸命に役作りに取り組んでいた。
その成果が、凛と志信を助けるシーンでは、感動の涙を誘う迫真の演技だったと思います。
特に僕が涙したシーンのセリフが、
「復讐とかそういうのもういいんじゃないか?凛はもう十分、宇宙海賊を捕まえたろ?」
と
「凛は私の妹なんだ!私の家族なんだ!助けてくれ!ミズノミ!頼む!」
でした。
いずれも同じ場面ですが、是永美記さんの熱い演技には、もう涙無しでは見られなくなっていました。
「褒めすぎも本人の為にあまり良くない」という考えを持つ方もいると思いますが、舞台を観てて、細かな部分で「あーしたほうがいいよ!」とか「こうしたほうがいいよ!」みたいなことは、是永美記さん宛ての手紙に書かせて頂いたこともありました。
ですが、あまり細かな部分を指摘してもどうかと思いますし、「終わり良ければすべて良し!」ではありませんが、結果的に素晴らしい演技となっていれば、それはそれで大いに褒めてあげるべきだと思います。
一生懸命に稽古に参加して、家に帰っても役作りに励み、本公演ではセリフの言い間違いや忘れてしまうということや、言葉が詰まってしまうようなことも無かったと思います。
これは、是永美記さんの努力と頑張りの積み重ねが生んだ結果・成果だと思います。
中村さんから「七海咲樹」という素晴らしい役柄を拝命し、難しくて複雑な役柄だったにも関わらず、人一倍に努力して頑張った。
その是永美記さんの努力や頑張り、気持ちに僕は、感服したというか、感動しました。
いつも以上に長編になってしまい、大変、読みづらい日記となってしまいましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
是永美記は、舞台女優としては、まだまだ無名の存在です。
ですが、これから場数を踏み重ねていくうちに、いろいろな役柄を演じていくうちに、きっと、立派な舞台女優へと成長することでしょう。
フットサルプレーヤーとしての是永美記とは、また違った表情の「舞台女優・是永美記」にも、これからも大いに期待していきたいですね。

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